野口聡一宇宙飛行士は元ボーイスカウト隊員です。
  野口聡一さんはボーイスカウト隊員でした。(平成17年7月更新)
宇宙飛行士・野口聡一さん搭乗ディスカバリー号で打上成功!
 
 7月26日(午後11時39分日本時間)
 2003年は漫画家・故手塚治虫さんの作品「鉄腕アトム」の誕生日の年です。
「ロボットは人間を幸せにするために製造される。」などとした法律が出来たのが2003年4月7日のアトムの誕生日とか。昨年8月の舞州でのジャンボリーでの場外プログラムで宝塚市の手塚治虫記念館を見学された隊員も多かったですが、みなさん覚えていますか? 
 またボーイスカウトの2003年1月の第20回世界ジャンボリーがタイ国で開催され、その世界ジャンボリーのホームページではスペースシャトル乗員からのメッセージが紹介されまたスペースシャトルへE-mail が転送できる紹介がありました。以前に「2001年宇宙の旅」という映画もありましたが、我々は今そんな憧れの時代21世紀にいます。
 昨年は何かと暗いニュースが多かったですが、2003年の幕開けにふさわしい宇宙への夢をかきたててくれる明い、またスカウト関係者には嬉しいニュースがあります。
 それは少年時代を兵庫県揖保郡太子町で育った元ボーイスカウト隊員だった野口聡一さんが、今春3月以降に打上げ予定されているスペースシャトル搭乗員として予定されており、搭乗に向けてジョンソン宇宙センターで要求される厳しい訓練に励んでおられます。
(現在2月のコロンビア号事故原因調査のため計画が延期中です。)日本人として5人目の宇宙飛行士となります。
 野口聡一さんは父親の転勤で4歳から小学校5年まで兵庫県揖保郡太子町でカブスカウト隊員としてボーイスカウト活動を体験され、子供の頃からあこがれた宇宙への夢を実現されました。
 ご本人談で、厳しい宇宙飛行士の選抜で重視されたポイントは小学校から続けているボーイスカウトだった
と語っておられます。応募に選ばれたときは神奈川県茅ヶ崎第2団ビーバー隊の副長をされていました。
 彼が加盟していた我が兵庫連盟も心から野口さんを応援したいものです。、スカウトたちが大きな夢やロマンをもって活動すれば大きな励みとなることでしょう。野口さんのカブスカウト時代をご存知の方メールください。

(写真はNASDA宇宙開発事業団のHPより。)

        <読売新聞1996年5月30日記事より引用>
  "宇宙飛行士三期生"に選ばれた野口聡一さん
三次にわたる難しい選抜試験を勝ち抜き、晴れて宇宙開発事業団五人目の宇宙飛行士に選ばれた。
「今朝、(宇宙飛行士の)毛利さんから合格の電話をもらって、やった!という気持ち。妻と喜びをわかち合いました」少年時代から宇宙にあこがれ、高校のころにスペースシャトル計画が始まって「技術者になれば宇宙に行けるかも」と夢を抱いた。航空エンジニアの道を選び、就職してからは次世代の超音速旅客機用のエンジンの研究開発に携わってきた。 
 昨年長女が生まれた。「娘に宇宙の美しさを伝えてやれたらと思い、飛行士の試験を受けることに決めたのです」 発表前夜。まな娘をふろに入れ「パパどうなるかな?」と尋ねたら、「大丈夫よ」と言うかのように手を挙げたので「合格を確信した」と言う。180cm、82kgの堂々たる体格。大学時代はアメリカン・フットボール部に所属したスポーツマンだが、意外にも、選抜で重視されたポイントは小学校から続けているボーイスカウトだった。 来年度から建設が始まる宇宙ステーションが活躍の舞台となるが、各国の飛行士と助け合っていく協調性がスカウトの活動で養われていると評価されたのだ。
 初めての記者会見も落ち着いてこなした。先輩飛行士の土井隆雄さんも「医学検査で会った時、彼の沈着冷静さに驚かされた」と評する。ラジオ講座で鍛えた英語力は抜群で、米国で始まる訓練には自信を持ってのぞむ。「きのうもちゃんと講座を聞いて寝ましたから」と快活に笑った。  科学部 芝田裕一

 *野口聡一氏のNASAでの経歴(NASAジョンソン宇宙センターの紹介サイトより引用。)

NASA EXPERIENCE: Noguchi reported to the Johnson Space Center in August 1996. Having completed two years of training and evaluation, he is qualified for flight assignment as a mission specialist. Technical assignments to date include serving as the office representative for Japanese Experiment Module (JEM) development support, display evaluation for ISS payload, and Payload Safety Review Panel. Initially, Noguchi was assigned technical duties in the Astronaut Office Space Station Branch.
Currently, Noguchi is assigned to the crew of STS-114/Utilization and Logistics Flight (ULF-1), scheduled to launch in early 2003. He will be the second Japanese Astronaut to visit the International Space Station.(写真をクリックすれば拡大します。)
(*ISSは国際宇宙ステーション計画のこと。)


  野口聡一(のぐちそういち) 宇宙開発事業団(NASDA)
     宇宙環境利用システム本部宇宙環境利用推進部
     有人宇宙活動推進室搭乗部員
〈略歴〉
 1965年4月15日神奈川県横浜市生まれ。
 1989年3月東京大学工学部航空学科卒業。
 1991年3月同大学航空学専攻修士課程修了。
 1991年4月、石川島播磨重工業株式会社に入社、
航空宇宙事業本部技術開発事業部研究開発部空力グループに所属の後、国際宇宙ステーションの組立・運用に参加するミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)候補者として1996年6月に宇宙開発事業団に入社。1996年8月より米国航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センター等にて実施されるMS基礎訓練コースに参加している。

 野口さんに関する関連ページ(青字をクリック)
 現在彼の出身地茅ヶ崎では「野口聡一さんを励まし、宇宙への夢を青少年・市民とともに育む会」が結成されています。

  ・8月6日(土) 午前4:00~
  (時刻はISSの軌道修正によりずれることがあります。)
     『灯りを消して 届け茅ヶ崎から 光のメッセージ』
     を予定しています。
  
 ・宇宙ステーションを見よう!!
    宇宙ステーションの観察できる日時などは
    下記HPを参考にして下さい。
     http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1

2005年7月26日打上げ成功!!
 ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=松田省吾】日本人宇宙飛行士、野口聡一さん(40)が乗り込んだスペースシャトル「ディスカバリー」が米東部時間26日午前10時39分(日本時間26日午後11時39分)、ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。約42分後に地球周回軌道に入り、打ち上げは成功した。「コロンビア」号事故から約2年半、空白が続いた米国の有人宇宙活動は再開に向けて順調なスタートを切った.
  
http://www.nasa.gov/returntoflight/crew/event_timeline.html
  上記のURLから今回の計画や進捗状況など詳しく紹介されてます。
    
Image above: Space Shuttle Discovery launches from pad 39B at
Kennedy Space Center, Fla. Image credit: NASA/KSC

 
 (スペースシャトル「ディスカバリー」予定)
 Mission: International Space Station Flight LF1
Shuttle: Discovery
Launch Pad: 39B
Launched: July 26, 2005
Official Time: 10:39:00:07 a.m. EDT
Landing: Aug. 9, 2005 at 5:07 a.m. EDT
Duration: 14 days
Orbital Insertion Altitude: 122 nautical miles
Orbit Inclination: 51.60°

  今回予定の野口さんのSTS114ミッション(任務)の内容は以下のとおりです。
  点検技術の検証
    スペースシャトルの主翼前縁の耐熱素材である強化炭素複合材
    (Reinforced Carbon Carbon: RCC)と、オービタ腹部の耐熱タ イル
    の損傷を、軌道上で点検するための実証試験を行います。
  修理技術の検証
    野口宇宙飛行士が行う船外活動で、RCCと耐熱タイルの損傷を軌
    道上で修理する技術の実証試験を行います。
                            (NASDAプレス発表記事より。)

 記述、写真はNASAの下記のURLより引用。
http://www.nasa.gov/vision/space/preparingtravel/soichi_noguchi_profile.htmll

**今回延期の原因となった燃料タンクのセンサー部分の説明です。
http://www.nasa.gov/images/content/122488main_ECO_sensors.jpg

野口さんに関する詳しい情報が紹介されているNASDA(宇宙開発事業団)のページ。

NASAの野口氏紹介のページ
 ボーイスカウトの野口氏は人生の早い時期にチームワークの大切さを学んだ。これらの貴重な経験が国境を越えた同僚のクルーチームとの準備作業で今日非常に貴重なものとなっている。
-ボーイスカウト隊員であることが紹介されています。-

As a Boy Scout, Soichi Noguchi learned the value of teamwork early in life. Those lessons prove even more valuable today as he prepares to return the next Shuttle to space with his fellow crewmembers – a team transcending national boundaries
.
野口聡一氏と父親。 彼の野球ユニホーム姿に斑鳩となっているのは少年時代を過ごした兵庫県揖保郡太子町の斑鳩小学校に在校していた当時の写真と思われます。小学校のカブスカウト時代を父親の転勤で兵庫県で過ごされました。

 *日本ボーイスカウト兵庫連盟Webサイトの紹介ページ(写真は当該サイトより引用。)
    今回の打上げ成功に大喜びの姫路第8団のスカウトたち。(詳細はクリック)
     (写真クリック)


8月9日 エドワーズ空軍基地へ無事帰還
ディスカバリー」が米西部夏時間の9日午前5時11分(日本時間同日午後9時11分)、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に帰還した。ケネディ宇宙センター周辺が前日に続いて天候不良のため二回の着陸機会を見送り、目標を同空軍基地に変更して、無事に着陸。

Image above: Commander Collins stands in front of her crew while speaking to members of the media. Credit: NASA

日本人としての誇らしさを与えてくれた野口聡一さん
          ~ディスカバリーの偉業に思う~
 40代という若者が、日本人が技術水準の高さだけでなく、アメリカ人飛行士らへも自分の育ってきた国の特徴を自然な形で 伝えることにより、信頼関係を築いていることに微笑ましさとともに、宇宙船という運命共同体の下では相互の協力と理解ができない限り、人智を越えた実際の無重力状態での活動はでき ないことを証明してくれている。  アメリカ人と対等、いやそれ以上に活躍している姿に、日本人もやればできるという自信と、小さい頃からの夢を実現させた姿に、人は念じることによって必ず実現するという確信をはっきりした形で、私達日本人にメッセージを送ってくれたように思う。

    メールマガジン JOG Wing 丸山公紀氏の記事より抜粋。
  メールマガジン JOG Wing ■国際派日本人の情報ファイル■ (クリック)
   http://blog.mag2.com/m/log/0000013290/106310511?page=1#106310511

日本ボーイスカウト兵庫連盟結成55周年記念活動振興大会へ
  野口氏からのメッセージが届く。

  2005年9月4日姫路市で開催された振興大会で紹介されました。


 

小泉内閣メールマガジン 第206号 ========================== 2005/10/13
[特別寄稿]

● 「宇宙に行く」から「宇宙で暮らす」へ(宇宙飛行士 野口聡一)

 お陰様で、スペースシャトルSTS-114ミッションを無事に完了いた
しました。4年余りの訓練そして15日間のフライトの間、暖かく見守って
下さった国民の皆様に厚く御礼申し上げます。

 先日、一緒に宇宙飛行したコリンズ船長以下5名の宇宙飛行士と共に総理
官邸を訪問し、小泉総理にミッション完了のご報告をいたしました。

 総理は宇宙飛行の様子や国際宇宙ステーションでの生活に関して非常に熱
心にご質問されました。私が宇宙に持参した日本人大リーガーのサイン入り
のコロンビア号追悼ボールや、50年前に使用されたペンシルロケットなど
も興味深くご覧になりました。

 アメリカ人飛行士とも終始気さくにお話される総理のご様子から、本当に
このミッションを楽しんでご覧頂いていたのだなという気持ちになりました。

 私は「人が宇宙に行く」という感動を一人でも多くの国民の皆様にお伝え
する、そして「自分もいつか宇宙に行けるかもしれない」という興奮を分か
ち合うのが宇宙開発の大きな目的であると思っています。

 もちろん次の日本を担う子供たちに、科学技術を通して大きな夢を実現す
ることの素晴らしさを感じてもらうことも重要です。日本の得意とするロボ
ット、IT技術を活かしつつ、継続的に日本人宇宙飛行士が宇宙に行くこと
で国民の皆様に夢と感動を感じていただける、そんな「無人技術開発」と
「有人宇宙活動」が融和された宇宙開発を目指していきたいと思っています。

 またこれからは「宇宙に行く」体験だけではなく、「宇宙で暮らす」時代
に入ります。日本初の有人宇宙船「きぼう」の打ち上げや、日本人飛行士の
長期宇宙滞在が数年の間に予定されています。その先には月面基地、更には
火星探査といったプロジェクトもあるでしょう。

 私も、ヒューストンで訓練に励む5名の日本人宇宙飛行士と共に「宇宙で
暮らす」時代に向けて活動を続けていく所存ですので、これからも応援よろ
しくお願いいたします。

※ 執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/noguti.html

※ 宇宙での活動の様子など
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/1013a.html



       ホームページへ